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ねこむすめ道草日記?　限定版（リュウコミックス）

前巻では人間に明確な敵意を持つキャラクター、そして
それを阻止する人間等、今後シリアスになっていくのか？
という展開も見られたが、本巻では全て人間と妖怪のゆるーい仄々話となっている。
いつもは不憫なカッパが子どもに水泳を教えてあげるという、
良い人っぷりも披露しており、新鮮。人間にも化けられるのか。
他にも女郎蜘蛛が黒菜にお洒落を（無理矢理）させたり、
人間が妖怪ラジオを聞いて楽しんだり、銭湯へ行ったりと、いつものノリ。
仄々、萌え、ちょっとHなバランスが素敵。

特別版では、黒菜のいる同じ町での化狸と化狐による喫茶店バイト話、
及びひろな誕生秘話（製作者話）が付いており、こちらも良い塩梅。
特に前者「喫茶狐狸狐狸」は、本編同様仄々としており、
この喫茶店を描いた日常漫画も読んでみたい。