• Epithalium - Ausrottung

ドイツ産ブラックメタル、2005年作。
Totenburgのメンバーがドラムとプロパガンダ(この役目は一体)
として参加しているようだ。
Totenburgと同じような流れを汲むNSブラックを想像していたが、
まったく違い、ミドルテンポで進む哀しげなブラックをやっている。


しけった雰囲気を醸し出しながら、もの哀しげ・憂鬱なトレモロリフを奏でるギター、
上記したようにミドル・スローテンポで進むドラム、
搾り出すような絶叫・ガナリを上げるVoが絡む。
1曲が平均8分程度と長めだが、哀しげなリフが非常に良く、まったく問題無し。


というわけで、TrollskogenのTotenwache辺りの
しっけたブラックが好きであれば間違いなくツボに嵌るであろう作品。