フランス産プリミティブブラック。
オリジナルは2003年にEnd All Lifeよりリリース。
で、今作はEnd All Lifeが2005年にCDとして再発させたもの。


3曲収録でトータルタイム40分ちょいという大作。
フランス産の大作主義的バンドだと、最近ではDxOx辺りが思い浮かぶが、
彼らは音質も一緒に向上させているのに対し、
こちらはBELKETRA辺りを彷彿とさせるドRAWでプリミティブな音質。
ドッタンドッタンしたRAWなドラムに、多彩なリフを絡めるギター、
邪悪にがなるVoが良い塩梅にマッチしている。
緩急もしっかり付いており、ギターの展開も多様で飽きる事なく聴き通せる。
音質はジリジリしているし、劣悪な部類だと思うが、この悪さがまた良い雰囲気を醸し出していたり。


Les Legions NoiresとDxOx辺りの流れを汲むかのような、非常に素晴らしいプリミティブブラックでしたとさ。