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- Manierisme - Everyone has two sides/Reminiscence - Nostalgia in melancholy
日本産プリミティブブラックメタル、2012年作CDR。
どちらも同一人物が一人でやっているようだ。
音質も含めフランスのLLN、特にMutiilationから影響を受けたことを
強く感じさせる、ジメジメ・メランコリックブラックメタルを展開。
同じくフランスのEikenskadenぽい雰囲気もある
音質がReminiscenceとManierismeで違うものの、
(Reminiscenceの方が高音部分を強調しおりノイジー)
やっていることは似ているため、どちらか片方が好みの音であれば、
もう片方も楽しめるだろう。
そんなわけで、過去作品や上記バンドが好みであればもちろん、
Fenrisulf(Fenなんちゃら)といったフレンチブラック(特にLLN)から
強く影響を受けた、またはそういった雰囲気を感じさせるような
国産プリミティブブラックが好みであれば、本作も楽しめるのではなかろうか。