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- Pestilentia – Rotten
ベラルーシ産プリミティブブラックメタル、2011年作。
ロシアのThou Shalt Kill! Recordsよりリリースされた。
Psalm 666等のメンバーが絡んでいる。
寒々しく物悲しく掻き鳴らされるトレモロ・リフ、アルペジオ、
緩急つけてカコカオ叩かれるドラム、
ウギャウギャガナリ喚くVo等が絡む。
ノルウェイジャンな寒々しさ、邪悪さとともに、
ドイツ的物悲しさを感じさせるトレモロが印象的なプリミティブブラックを展開している。
Voが代わったようだが、以前はドスの効いた声だったが、
本作では全編ウギャウギャガナッているため、寒々しさがより増した感じもする。
似た雰囲気のバンドを探すとすれば、ドイツのErhabenheit、
Wolfsschrei、また、同じ国繋がりのShadows Groundにも通ずるか。
以前挙げたが、Judas Iscariotにも近い寒々しさ。
そんなわけで、Voに変更はあるものの、基本今までの路線を
踏襲した作りと言えるので、過去作品が好みであったり、
上に挙げたようなバンドが好みであれば、本作も楽しめるのではなかろうか。
