■ - （FUTANARIイイ(・∀・)！）酒くれ日記(Sakekureイイ！(・∀・)）

アーティスト: Old Silver Key
出版社/メーカー: Season of Mist
発売日: 2011/10/11
メディア: CD
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Old Silver Key - Tales of Wanderings

フランス/ウクライナ産ポストロック/シューゲイザー、2011年作。
フランスのSeason of Mistよりリリースされた。
Alcest、Drudkh等のメンバーが絡んでいる。

儚く柔らかく、優しげに掻き鳴らされるトレモロ、アルペジオ、アコギ、
2ビート疾走やミドル、ロック的なノリの良いドラム、
優しく浮遊感のあるクリーンVo、ピアノ等が絡む。

全体的にAlcestの1stアルバムを彷彿とさせる、
メロウで柔らかいシューゲイザー・ロックを展開している。
DrudkhがAlcestのメンバーと一緒にやっていること自体驚いたものの、
Drudkhの最新アルバムはシューゲイザー的雰囲気も感じられたので、納得はできた。
Neigeの雰囲気に曲を合わせたのか、はたまた嗜好が一致しているのかは
わからないが、とてもイギリスライクな懐かしさ溢れるシューゲイザー。
若干明るめのSlowdiveとでも言えばよかろうか。
時折2ビート疾走にブラックメタル含めたエクストリームミュージックの
影響が感じられるが、それ以外は上で述べたようにモロシューゲイザー。
Alcestの2ndはブラックメタル声を再び取り入れていたので、
Alcestの1st路線はこのバンドで継続していくのかもしれない。
まあNeige次第でまた音楽性が変化していくのだろうと思うが。

そんなわけで、Alcest1stやAmesoeurs （リフ）、
Les Discrets、Slowdive等のシューゲイザーが好みであれば、
本作も楽しめるのではなかろうか。