■ - （FUTANARIイイ(・∀・)！）酒くれ日記(Sakekureイイ！(・∀・)）

Azarath - Blasphemers' Maledictions

ポーランド産デス/ブラックメタル、2011年作。
ポーランドのWitching Hour Productionsよりリリースされた。
Behemoth、Thunderboltのメンバー等が絡んでいる。

勢い良く、荘厳に掻き鳴らされるトレモロ・リフ、
攻撃的な刻みリフ、高速で怪しく弾かれるソロ、
緩急つけて叩かれるドラム、
中音域でガナル・低音デスVo等が絡む。

今までの作品同様、デスメタル的刻み、勢いと、ブラックメタル的荘厳さが
同居した、ポーランド産らしいブルータルブラックメタルを展開。
今までの作品よりも音圧が上がっており、より迫力が増した。
またVoは以前よりもガナリを多用しており、低音デスVoが
苦手であってもたのしめるのではないだろうか。
音圧向上、ドラマーがBehemothのメンバーということもあってか、
近作のBehemothを彷彿とさせる雰囲気も。
ただこちらはBehemothほどデスVoを前面にだしていないし、
ブラックメタル的荘厳さも多めか。
Behemothでも証明済みだが、地響きを鳴らすような2Bassと
手数あるドラムを叩き出すInfernoも相変わらずの格好良さ。

そんなわけで、今までの作品が好みであればもちろん、
上に挙げた関連Behemoth『Evangelion』『Satanica』辺りや、
後期Thunderbolt、Infernal War、Abusivenessの近作等、ブルータルな
ブラックメタルが好みであれば、本作も安心して楽しめるのではなかろうか。