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- Necros Christos - Doom of the Occult
ドイツ産デスメタル、2011年作。
ドイツのVanとSepulchral Voiceよりリリースされた。
Drowned等のメンバーが絡んでいる。
ズンズンズルズル這いずり回る・呪術的・中近東風トレモロ・リフ、ソロ、アコギ、
同じくズルズルバタバタとスロー・ミドル主体で叩かれるドラム(疾走もある)、
ゆっくりと吐き出される低音デスVo、宗教的オルガン・キーボード、タブラ、フルート等が絡む。
前アルバムの流れを汲んだ、ズルズル這いずり回る
オールドスクールデスメタル/Doom曲の間に
小曲インストを挿みながら、ほぼノンストップで進むアルバムとなっている。
上に書いた笛やオルガン等は、その小曲に入っているため、
「路線が変わったのか?」と思う必要は無い。
相変わらず凄みのあるデス声と、怪しいリフが格好良し。
ドラムもミドル主体だが味のある叩き方・音質で好み。
そんなわけで、過去音源が好みであればもちろん、
Excoriate、Grave Miasma等のSepulchral Voice関連の音源、
Slugathor等のオールドスクールデスが好みであれば、
本作も楽しめるのではなかろうか。