■ - （FUTANARIイイ(・∀・)！）酒くれ日記(Sakekureイイ！(・∀・)）

11 as in Adversaries - The Full Intrepid Experience of Light

フランス産ブラックメタル/ロック/パンク、2010年作。
イタリアのATMFよりリリースされた。
このレーベルで購入すると結構な頻度でオマケCDを入れてくれるのだが、
今回はジャケ（表裏）無し、そして裸のまま入れられた
Bethlehem『Dark Metal』（すでに持っている）だった。
自分、嫌われているのかしら…。

Glorior Belli、Obscurus Advocam、Wolfe、
Frostmoon Eclipse等のメンバーが絡んでいる。
また、ShiningのKvarforthがゲストVoで参加。

プログレ/ロック/パンクなノリでテンション高く鳴らされるリフ、ソロ、
哀愁漂うトレモロ（「Verses From Which to Whirl」）、
適度に不穏なリフ、よく響くBass、ノリノリで叩かれるドラム、
クリーンVo、稀にガナリVo等が絡む。

全編ロックンロール/パンクな雰囲気溢れるリフ、ドラム、
クリーンVoが印象的な音楽を展開している。
Southern Lord RecordsからGlorior Belliが出していたこともあるのだろうか、
あのレーベルから出されているような、デザート/ストーナーロックにも通じる部分が。
若干ガナリ（「The Night Scalp　Challenger」のKvarforth、
「Reckless Beacons Attraction」「Verses From Which to Whirl」）はあるものの、
基本は飲んだくれな雰囲気漂うクリーンVoがメインなので、
音と合わせてもブラックメタル分はかなり薄いが、これはこれでテクニカルで格好良し。

どの変に似ているか、今一例えるのが難しいが、
Down、Spiritual Beggars、Tool辺りが好みであれば、
本作も楽しめるのではなかろうか。

PCに取り込んだらGlorior Belliと同じフォルダに入れようと
思っていたのだが、音楽性が大分違うので躊躇う。