■ - （FUTANARIイイ(・∀・)！）酒くれ日記(Sakekureイイ！(・∀・)）

Necroslut - Black Deceiver

フィンランド産デス/ブラックメタル、2010年作。
フィンランドのHammer of　Hateよりリリースされた。
Hornaのメンバーが絡んでいる。

汚らしく背徳的に、ズルズル鳴らされるリフ、ソロ、
緩急つけてボコボコ荒々しく叩かれるドラム、
汚めに吐き出されるガナリVo等が絡む。

以前Anal BlasphemyともSplitを出していたが、
あちらと同様、汚く背徳的なデス要素の強いブラックメタルをやっている。
同じくフィンランドでは他にArchgoat、Beherit辺りに近い音楽性と言えよう。
全編荒々しく、汚らしくドロドロと、攻撃的に進み格好良し。
HornaやSargeistのメンバーだが、本作では寒々しい要素は一切無し。
ジャケの「とりあえず聖職者殺しとけ」のような頭の悪さ漂うヘッポコ絵も素敵。

そんなわけで、上に挙げたようなバンドや、Black Witchery、
Hammergoat、Ouroboros、Pseudogod、Witch Tomb等の
荒々しいWar路線なブラックメタルが好みであれば、
本作も楽しめるのではなかろうか。

Haradwaith - Creating Hell

ドイツ産ブラックメタル、2010年作。
ドイツのBlack Bards Entertainmentよりリリースされた。
元Endstilleのメンバー等が絡んでいる。

荘厳・メロウなトレモロ・リフ、ズンズン鳴らされるリフ、
緩急つけてパコパコ叩かれるドラム、
ウギャウギャヒステリックにガナルVo等が絡む。

スウェディッシュなトレモロを満載した
メロディックブラック路線の音を展開している。
Setherial、Naglfar、Dark Funeral辺りのスウェディッシュブラックメタルに
近い音楽性と言えるだろうか。
Endstille比べメロディックになっており、より幅広い層に受けそうだ。

Voは元Endstilleメンバーだが、
若干ヒステリックさが減退しているものの、
なかなかのガナリVoで格好良し。

そんなわけで、上記したようなスウェディッシュブラックメタルが
好みであれば、本作も楽しめるのではなかろうか。

関連：
http://d.hatena.ne.jp/hellkult/20090521
http://d.hatena.ne.jp/hellkult/20071113
http://d.hatena.ne.jp/hellkult/20061013
http://d.hatena.ne.jp/hellkult/20060909
http://d.hatena.ne.jp/hellkult/20050818
http://d.hatena.ne.jp/hellkult/20050803