■ - （FUTANARIイイ(・∀・)！）酒くれ日記(Sakekureイイ！(・∀・)）

アーティスト: ディム・ボガー
出版社/メーカー: マーキー・インコーポレイティド
発売日: 2010/09/22
メディア: CD
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Dimmu Borgir - Abrahadabra

ノルウェー産シンフォニックブラックメタル、2010年作。
Old Man's Child、Chrome Division、
Ov Hell等のメンバーが絡んでいる。

荘厳でメロウ、攻撃的なトレモロ・リフ、ソロ、
緩急つけてで叩き出されるドラム、
中音域で粘っこくガナルVo、低めVo、クリーンVo、
オーケストラ、キーボード等が絡む。

『Death Cult Armageddon』以降の作風を彷彿とさせる、
煌びやかで重厚、ミステリアスなオーケストラ、キーボードと
荘厳で重苦しいリフが絡む、美しく背徳的な
格好良いシンフォニックブラックメタルをやっている。
バックのオーケストラが以前よりも目立ち、よりドラマティックになった。
『Death Cult Armageddon』以降の曲をさらにドラマティックにした感じとでもいえようか。
「Therionがブラックメタルやったらこういう音になるかも」とも思った。

難を言えば男クリーンVoが、Vortexの脱退によって若干弱くなってしまった感があることだろうが。
それを意識してか、男クリーンVoパートはほとんど無くなったが。

そんなわけで、相変わらずアングラ嗜好の向きには叩かれるのだろうが、
『Death Cult Armageddon』以降の彼等の作風が好みであれば、
本作も間違いなく楽しめるだろう一枚。