■ - （FUTANARIイイ(・∀・)！）酒くれ日記(Sakekureイイ！(・∀・)）

Neo Inferno 262 - Hacking The Holy Code

フランス産インダストリアル/ブラックメタル、2008年作。
フランスのNecrocosmよりリリースされた。
Arkhon Infaustus,やAntaeusのメンバーが在籍しているようだ。

荘厳・寒々しく・邪悪に掻き鳴らされるトレモロ・リフ、
ズババババと疾走感満載で打込まれるドラム、
4打ちテクノ、ドラムンベースビート、
ウギャウギャガナルVo、不穏な会話SE等が絡む。

デジタル色満載な打込みと、ブラックメタル的邪悪なトレモロ、
ガナリ等を上手く融合させたインダストリアルブラックメタルをやっている。
手法・路線としては、同じくフランスのBlack Lodgeに近いだろうか。
ただ、あちらはVoにまでエフェクトをかけているが、
こちらはVoにはあまり手を加えられていないのが違いといえるか。

他に似た雰囲気を持つバンドを探すとすれば、同じくフランスのHelel、Diapsiquir、
Alien Deviant Circus、イタリアのAborym、acuum Era Gelid Atmosphere、
スウェーデンのReaktor 4、フィンランドのSlave's Mask、Havoc Unit、
ポーランドのCssaba、オーストラリアの（最近の）Abigor、
ノルウェーAngst Skvadron、Dodheimsgard辺りだろうか。
邪悪さとテクノなノリ・冷たさが格好良し。

そんなわけで、上記したたようなインダストリアルブラックメタルが
好みであれば、本作も楽しめるのではなかろうか。