• Hell Militia - Last Station on the Road to Death

フランス産ブラックメタル、2010年作。
Mutiilation、Arkhon Infaustus、Temple of Baal、
Secrets of the Moon、Antaeus、Vorkreist等の豪華メンバーが絡んでいる。
フランスのDebemur Morti Productionsよりリリースされた。


勢いよく攻撃的・邪悪に掻き鳴らされるトレモロ・リフ、ソロ、
不穏リフ、緩急つけて進むドラム、
Attilaのような呪詛・ドスの利いた中音Vo等が絡む。


AntaeusやTemple of Baal等のメンバーが絡んでいるということもあり、
前作同様、不穏で攻撃的な路線のブラックメタル
それに合わせ、MeyhnachのVoも、
Mütiilationより若干攻撃的な声を聴かせる。
ただ、前作にあった口笛がなくなっているのは残念。


メンバーがメンバーということもあり、
どの曲も不穏・邪悪・禍々しく、非常に安定した作り。
「Shoot Knife Strangle Beat & Crucify」のみ、
G.G. Allinカヴァーという事で、クリーンVo気味に歌っていたり、
メタルなソロを入れたりとした楽曲で、驚かされるが。


そんなわけで、前作が好みであればもちろん、
メンバーが関わっている(た)、ブラックメタル音源が
好みであれば、本作も楽しめるのではなかろうか。