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- Acherontas – Theosis
ギリシア産ブラックメタル、2010年作。
ギリシアのDark Side Recordsよりリリースされた。
Nihasaのメンバー等が絡んでいる。
神秘的・寒々しくメロディックなトレモロ・リフ、アルペジオ、ソロ、
緩急つけて進むドラム、中音域でガナル・語るVo、キーボード等が絡む。
スウェディッシュ風なメロウで儚げなトレモロ等が絡む、
メロディックブラックメタルとなっている。
2曲目「Pestilence of Mortality」の出だしから聴かれる(1曲目はイントロ)、
スウェディッシュブラック的トレモロからもう格好良し。
この部分は今は亡きThy Primordial的でもあるだろうか。
また、儚げなトレモロとアルペジオが印象的な「Oath of Fealty」「Theosis」等も素敵。
1stのシンフォニックさは無くなり(キーボードが無くなったわけではない)、
メロウなリフが増えている印象。
そんなわけで、Drowning the LightとのSplitや
Stutthofが好みであればもちろん、
同じくギリシアのLegion of Doom、
スウェーデンメロディックブラックメタル辺りが好みであれば、
本作も楽しめるのではなかろうか。