Safe Is Cracked

Safe Is Cracked

NYHipHop、2009年作。
相変わらず暗くメランコリックな上物(全てHavoc担当)と
淡々と冷たく吐き出されるラップが絡む。
前作、前々作と若干迷走感があったが、本作は個人的にお気に入り。
ただ、アルバムの締めにチキチキ気味な「Don't Play」を持ってくるのではなく、
「You Wanna See Me Fall」で締めた方が良かった気がする。

Return of the Mac

Return of the Mac

そのMobbDeepの片割れ、Prodigyによる2nd。
前作でも素晴らしい仕事をしていた
Alcemist(ジャケにも登場している人)が全曲手掛けている。
ファンキーなものから、哀愁漂うものまで、バラエティ豊かで、
どの曲もProdigyの暗めのラップを引き立てており、ラップ、トラック共に格好良し。
H.N.I.C. Pt. 2

H.N.I.C. Pt. 2


3作目。今作ではAlcemistはもちろん、
Havoc、Sid Roams等が曲作りで参加。
割とキャッチーで明るめな作り。
したがって、タイトルから1stの哀愁漂う作りを想像してしまうと、
期待外れになる可能性があるので、注意が必要。
Havoc

Havoc

MobbDeepのサウンド&ラップ担当Havocが
Prodigyは刑務所だし、暇だから俺もやるぜ!」
と思ったかは知らないがソロ作を。
Alcemistを彷彿とさせる暗く悲しげなトラックと、
Prodigyよりも高めだが、同じく暗いトーンでラップするHavoc格好良し。