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• Weidenbaum - Raue Winde und blasse Schwingen

ドイツ産メロディックブラックメタル、2009年作。
ドイツのDusterwald Produktionenよりリリースされた。

メロウでドイツ的湿り気を持ったトレモロ・リフ、アコギ、
緩急つけてボコボコ進むドラム、
ドイツ語でギャアギャアガナル・クリーンVo、
映画音楽のようなキーボード（「Raue Winde und blasse Schwingen」）等が絡む。

「Ins Fremde」「Vom Winde Besessen」
「Der Rud Der Schwingen」はゲストクリーンVoと
ウギャウギャガナリが絡むスタイル、それ以外はドイツ語ウギャウギャガナリ・囁きと、
メロウなトレモロ・リフ、緩急付いたドラムで進むメロディックブラックとなっている。
前作の流れを汲んでいるが、音質は向上している。

時折絡むアコギや囁きパートは、オーストリアのDornenreichや
ドイツのEmpyrium辺りを彷彿とさせる事もあり、自分のツボに嵌らないわけがない。
メロウなブラックメタルパートは、ドイツのHelrunar辺りに近く、こちらも素敵。

そんなわけで、前作が好みであればもちろん、Helrunar、Herbst、Dantalion、
Dornenreich、Woe、Winterfylleth辺りが好みであれば、
本作も楽しめるのではなかろうか。