■

• Drowning the Light/Eternum - United by Iron Will

両者オーストラリア産プリミティブブラックメタル、2009年Split。
ドイツのObscure Abhorrence Productionsよりリリースされた。

• Drowning the Light

ジャラジャラした音質で奏でられる儚く物悲しげなトレモロリフ、
ボコボコスロー・ミドル中心で叩かれるドラム、
ギャアギャアガナルVo、メランコリックなキーボード等が絡む。

物悲しげに、スロー・ミドル中心で進む鬱系ブラックメタルに近い路線。
キーボードも物悲しげで、恐らく今までのリリース作品の中では、
一番メランコリックな雰囲気が強いのではなかろうか。
悲しげな鬱ブラックが好みであれば是非な作品。
1曲しか入っていないのが惜しい。

• Eternum

ジャラジャラした音質で奏でられる寂しげなトレモロ、
2ビートやミドル等を混ぜて進むドラム、
ギャアギャアガナルVo、メランコリックキーボード等が絡む。

こちらは適度に疾走展開があるものの、音質等も含め、
Drowning the Lightの本作での曲と同路線と言える、
悲しげな雰囲気溢れるブラックメタルをやっている。
1stより音質がジャリジャリしているが、あれが好みであったり、
Drowning the Lightが好みであれば楽しめるだろう作品。