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• Absentia Lunae - Historia Nobis Assentietvr

イタリア産プログレッシブ・ブラックメタル、2009年作。
イタリアのATMFよりリリースされた。
Melencolia Estatica等のメンバーが絡んでいる。

不穏に、テクニカルに弾かれるトレモロ・刻みリフ、アルペジオ、
割と前面に出て動き回るBass、
テクニカルに緩急を付けながらバシバシ叩かれるドラム、
ギャアギャアガナル〜クリーンVo、
演説のようなVoの入ったインダストリアル・ダークアンビエント調楽曲等が絡む。

メロウなトレモロ・リフは減退し、
前作以上にテクニカル且つ退廃的な雰囲気が強くなった印象。
前作の「Pale Lune」からメロウなリフを減退させ、
よりテクニカルにした感じとでも言えば良かろうか。
最近のDSO的不穏さと、Asmodeeのドラム音質、
テクニカルさが混ざった感じとも言える。
相変わらずドラムがドドドドドッスココココッと目立っており素敵。

そんなわけで、関連バンドMelencolia Estaticaのようなメロウさ・儚さを
期待すると若干肩透かしだろうが、最近のDeathspell Omegaや
Asmodee等のテクニカルに展開するブラックメタルが好みであれば、
本作も楽しめるのではなかろうか。