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- Wolves in the Throne Room - Malevolent Grain
儚げで神秘的、寒々しげな雰囲気漂うトレモロ・リフ、
バタバタ緩急つけて進むドラム、
浮遊感のある女性クリーンVo、ギャアギャアガナリVo、
幽玄なキーボード等が絡む。
2曲収録、総合計は約23分といういつもどおりの大作路線。
「A Looming Resonance」は、悲しげ・儚げなトレモロ、
スロー・ミドルから始まり最後は疾走していくドラムに、
女性の神秘的なクリーンVoを絡ませたドラマチックな1曲。
ただし、ブラックメタル的ガナリは一切入っていない。
「Hate Crystal」は2ビートでスタスタ疾走するドラムに、
神秘的で寒々しいトレモロ、ギャアギャアガナリVoを絡ませた、
「I Will Lay Down My Bones Among The Rocks and Roots」辺りを
彷彿とさせる作品。
ブラックメタル曲も十分楽しめたが、女性Voに歌わせた
「A Looming Resonance」は特に気に入っている。
そんなわけで、彼等の他音源が好みであったり、Krallice、
Altar Of Plagues、Ekpyrosis、Alcest辺りが好みであれば、
本作も安心して楽しめるのではなかろうか。
