• A Forest of Stars - The Corpse of Rebirth

イギリス産サイケデリック/プログレッシブ・ブラックメタル、2008年作。
カナダのTranscendental Creationsより。
My Dying Brideのメンバーも絡んでいるようだ。


寒々しくメロウ、儚げなトレモロリフ、神秘的なアコギ、
バタバタ緩急つけて叩かれるドラム、
美しく被さるヴァイオリン、ピアノ、うっすらキーボード、
フルート、中音域ガナり、泣き気味絶叫、気だるげな女性Vo等、
多様なVoが絡む。


1曲が平均10分ちょっとなのだが、上記のように
展開豊富且つ美しく、まったく苦痛を感じず聴くことが出来た。
アルバムの雰囲気は、LantlosやKrallice、Svarti Loghin、
Wolves In The Throne Room辺りの最近出てきたバンドに通じる部分も。


そういえば、1曲目のヴァイオリンのフレーズが
非常にツボ+どこかで耳にした感じが強かったのだが、
『Paysage d'Hiver』ぽい事に気づく。


そんなわけで、上で挙げた、LantlosやKrallice、Svarti Loghin、
Wolves In The Throne Room辺りのバンドが好みであれば、
本作も安心して楽しめるだろう。
早くも2ndが楽しみだ。