• Wolfshade - Trouble

フランス産鬱系ブラックメタル、2008年作。
アメリカのWraith Productionsよりリリースされた。


悲しみ・儚さ溢れるリフ・アルペジオ
スロー・ミドル主体で進んでいくドラム、
悲しげ・苦しげに泣き喚くVo等が絡む。


前作よりも悲愴感が非常に強い作風となっている。
前作で例えるならば、「Unercic Nebula」や「Dreaming in the Depths」を
より悲しげにした曲を詰め込んだアルバムとでも言えば良いか。
他に似たバンドを挙げるとすれば、Nyktalgia辺りだろう。
前作もツボではあったが、本作はそれ以上の悲愴リフを聴かせてくれ、
期待どおり、いやそれ以上に満足出来た一枚。


そんなわけで、前作が好みであればもちろん、
Nyktalgia、Defaillance、Austere辺りの
鬱系ブラックメタルが好みであれば、
本作もツボにはまるのではなかろうか。


ちなみに、4曲収録と表示されているが、
タイトル不明のものが1曲収録されており、計5曲収録となっている。