• Gnaw Their Tongues - Prefering Human Skin Over Animal Fur

オランダ産ノイズ/インダストリアル/ブラックメタル/Doom、2007年CDR。


ノイジーに、そして重苦しく鳴り響くリフ、
ズシャンズシャンとゆっくりと叩かれるドラム、
神経逆なでするかのようなキーボード、ノイズ、SE、
ウギャウギャ遠くの方で叫んでいる・吼えるVo等が絡む。


『Reeking Pained And Shuddering』
「Nihilism; Tied Up And Burning」で聴けたような疾走曲は無く、
本作はひたすら重くゆっくりと、そしてノイジーに進む楽曲。
ギャアギャアVoはブラック、ずっしり重いリフとドラムはDoom
耳障りな音はノイズ、とまあそれら要素が上手く合わさっている。
Norttをノイズ方面に引っ張り込んで、
Blut aus Nordとこんにちはさせた雰囲気とでも言えば良かろうか。


そんなわけで、Menace Ruine、KTL、
Blut aus Nord『Thematic Emanation Of Archetypal Multiplicity』
辺りが好みであれば、本作も楽しめるのではないだろうか。