• Drowning the Light - To the End of Time

オーストラリア産プリミティブブラックメタル、2008年333本Tape。
2007年にWinterreichから177本Tapeとしてリリース、
その後Hammer of Damnationより再リリースされた。


チリチリジリジリした音質で奏でられる
悲愴感溢れる・メロウなトレモロリフ、
カチカチ安っぽい音でブラスト〜スローまで叩くドラム、
ギャアギャア高めに喚く、暗いクリーンVo等が絡む。


同時期にリリースした
『Through the Noose of Existance』のスローでメランコリックな楽曲と
適度に疾走が入る『A World Long Dead』が合わさった感じとでも言えば良かろうか。
音質は『A World Long Dead』と言え、なかなか劣悪な部類だが、
Voの邪悪・悲痛絶叫・悲愴トレモロは相変わらず素敵。


そんなわけで、『Through the Noose of Existance』、
『A World Long Dead』が好みであれば、本作も楽しめるであろう作品。
ただ、近いうちCD化されるようなので、敢えてTapeを買う必要はないと思う。
自分は早く聴きたいという欲求に負けた。(CD盤も多分買うだろうが)