• The Ruins of Beverast - Rain upon the Impure

ドイツ産ブラックメタル、2008年LP盤。
元はCDで2006年にリリースされたのだが、
ボーナスEPを付けて2008年LPとしてリリースされた。
CD盤はここで以前書いたので、こちらを参照されたい。


内容・感想はまあ上記のとおりだが、リマスターされたのか、
音質がCD盤と異なっている。分離がより良くなったというか。
また、ラストの『Rain Upon The Impure』は、CD盤では14分だったのだが、
こちらは24分(その前のインストを含めているが、それを引いても21・2分ちょい)と、
若干曲時間が増えている。


ボーナス曲の方は、『The Iconoclast』をより不穏にしたかのような、
ズンズン這いずるドラムにガナリ、神秘的・不穏なキーボード・リフが絡むダークな作品と、
チリチリ・陰鬱ギターにスロー中心ボタボタドラム、陰鬱なBassが前面に出た、
鬱路線とも言える作風を収録。
特に後者は、今までリリースした作品とは異なった雰囲気を放っており、
これはこれで新鮮。