• Vargsang - Werewolf of Wysteria


ドイツ産プリミティブブラックメタル、2008年作。
元GravenのVargsangが中心で頑張っている。
ドイツのUndercoverよりリリースされた。


ズンズン進むオールドスクールリフ、
ノルウェイジャンな寒々しいトレモロリフ、
哀愁も感じさせるギターソロ、
パコパコ緩急つけて進むドラム、
中音域でギャアギャアガナリ喚くVo、
時折うっすら被さるキーボード等が絡む。


音質は過去2作よりも若干クリアになっているが、
基本は前作辺りを彷彿とさせる
寒々しいノルウェイジャンスタイルブラックをやっている。
『And Death Calls From Beyond』では、
過去の作品では聴くことのなかった
スラッシュ・メタル的ギターソロが飛び出し、驚いたが。


そんなわけで、Gravenや過去の作品、Darkthrone三部、
Amystery辺りが好みであれば、本作も楽しめるのではなかろうか。


表ジャケは白塗りだが、中ジャケでは、素顔を見ることができる
Vargsang氏とGoatruler氏・・・男性ホルモンムンムンですな。