• Belenos - Chemins de Souffrance

フランス産ペイガンブラックメタル、2007年作。
1998年のデモ『Allegorie d'une Souffrance』を再録音したものと、
新曲を詰め込み、ドイツのNorthern Silenceよりリリース。


スウェディッシュ・ノルウェイジャン系のメロウなトレモロリフ、
哀愁漂うリフ、ペイガンリフ、
ボコボコ緩急をつけて進むドラム、
ギャアギャアガナルVo、男らしく詠唱するクリーンVo、
神秘的なキーボード等が絡む。


ちなみに本作より、メンバーはLoic Cellier氏一人になり、
全ての楽器をしているようだ。
とはいえ、前作の流れを汲む適度にメロウで
ペイガンな雰囲気が感じられる展開は相変わらず。
Demoの再録も、音質が同じ所為もあり、
特に違和感なく聴くことができる。


そんなわけで、前作やTrimonium辺りが好みであれば、
本作も楽しめるのではなかろうか。