Shadows of the Sun

Shadows of the Sun

ノルウェー産元ブラックメタル、現エレクトロニカ/ポストロック2007年作。


悲しげで幻想的/神秘的なアンビエントシンセ・ピアノ、ヴァイオリン、
ギター、トランペット、ノイズとKristoffer G.のゆったりとした歌等が絡む。


前作と比べドラムの出番がほとんどなく(3曲)、
幻想的なアンビエント楽曲にKristofferGの美しい歌声が
響くと言った感じだろうか。(前作で言うとBlinded By Blood的)
前作が動であれば、本作は静と言えようか。
または、Blood Inside+Svidd Negerとも言える。


Black Sabbathのカヴァーもまったく違和感なく
アルバムの一曲として溶け込んでおり、素敵。


そんなわけで、エレクトロニカ化してからのUlverが好みな方や、
Mono辺りが好みであれば、本作も間違いなく楽しめるであろう一作。