• Raate - Halki Kuolleen Maan

フィンランドブラックメタル、2006年作。
元は2004年に『Demo』としてリリースした作品を、
2006年W. T. C.が再リリースした。


Burzum的憂鬱で寒々しいリフ・トレモロ・アコギ、
ドコドコミドル中心で進むドラム、
Burzum系泣きガナリVo、
アトモスフェリックなキーボード等が絡む。


1曲目からBurzumのDet Som En Gang Varで聴けるような
ドコドコドラムとトレモロリフを彷彿とさせる展開から分るとおり、
Burzum大好きっ子路線な作品となっている。
民族楽器を使ったインストやアコギを絡めているところが、
本家と違うところか。(Kaskeajan Laulu)


そんなわけで、全体的にBurzum中期路線を彷彿とした
作品となっているので、DraugurzやWigrid、Forest Silence辺りが
好みであれば、本作も楽しめるのではないだろうか。