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- Wurm - Aux portes de l agonie
カナダ産ブラックメタル、2007年作。
悲しく、憂鬱な雰囲気を醸し出す薄っぺらい音質のリフ・トレモロ、
基本スロー・ミドルで進んでいくドラム、
中音域でガナリ喚く若干悲しげなVo等が絡む。
悲しく陰鬱なリフが素敵な鬱ブラックをやっている。
KylaやHypothermia辺りのスウェーデン鬱ブラックを
彷彿とさせる作りが素敵。
難をあげるとすれば、音量が小さすぎる点だろうか。
そこさえ改善(自分で弄くって大きくしたが)されれば、
かなりツボな作品と言えよう。
そんなわけで、KylaやHypothermia辺りが好みであれば、
本作も楽しめるだろう。