• Drudkh - Anti-Urban

ウクライナブラックメタル、2007年作999枚EP。


哀愁と寒々しさが漂うゆったりとしたトレモロ・リフ、
スロー・ミドル主体でカタカタと良い音を鳴らして進むドラム、
遠くから聞えてくる(若干泣きそうな)ガナリVo等が絡む。


Autumn Aurora(Glare Of Autumn)、
Blood in Our Wells(When the Flame Turns to Ashes)で聴けたような
哀愁・寒々しさに、自殺系を混ぜ込んだかのような悲愴感あるトレモロが良い雰囲気を醸し出す。
歌い方も、今までのような力強いガナリではなく、若干泣きそうな声に
変化しており、悲愴感ある楽曲と上手く合っている。
ちなみに、Fallen Into OblivionはVoレスだが、
こちらも悲愴感のあるトレモロが素敵。


とりあえず若干の変化はあるが、
寒々しく哀愁漂う雰囲気は今作でも健在なので、
Drudkhファンや自殺系が好みの方であれば、ツボに嵌るのでは無かろうか。