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- Azrael - Act III: Self + Act IV: Goat
不穏・呪術的雰囲気を混ぜ込むギター・アコギ、
ミドル主体だが時折疾走もするドラム、
不気味な雰囲気で奏でられるコントラバス、
中音域でガナルVo等が絡む。
相変わらずコントラバスを効果的に取り入れた
不穏な、そしてプログレ系にも通じるブラックメタルをやっている。
音質も以前の作品と比べ格段に良くなっており、なかなか良い塩梅。
Ephel Duathよりもブラックメタル的暗さが際だっているが、
その辺りのプログレッシヴ・アヴァンギャルドなブラックメタルが
好みであれば、本作は楽しめるのではなかろうか。
また、Blut Aus Nord辺りの暗いブラックメタルが好みの方も楽しめそうだ。