セルビア産ブラックメタル、2006年作。
オールドスクール調の重いリフ、
寒々しいリフと使い分けるギター、
ボコボコ緩急を付け進んでいくドラム、
セルビア語の特徴ある語感でガナルVo、
時折うっすら響くキーボード等が絡む。
以前の作品よりも音圧が増し、迫力ある音作りとなっている。
また、オールドスクールパートと北欧系寒々しいリフを
曲中でメリハリをつけて混ぜ込む所が、本作ではより顕著か。
「Neba Nigde Nema」辺りの路線を発展させ、より迫力ある作りにした
感じと言えばよかろうか。
そんなわけで、今まで以上に迫力ある作りとなっているが、
彼等の作品が好きな方は、今作も楽しめることだろう。
