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日本産『萌えエレクトロニカ』（帯の海猫沢氏推薦文参照）、2005年作。
ちなみに、その帯には『苺ましまろ』の著者、ばらスィー氏も推薦文を書いている。
あの人エレクトロニカ好きだったのか（彼のサイトみたらすぐわかった…）。
今作は「PolaとLyrica」という仮想少女がつくりだす世界を綴ったコンセプトアルバムである。
といっても、声や歌が入っているわけでは無く、全て音で表現されており、
世界観を理解しなくても純粋なエレクトロニカとして楽しめる。
音は、メランコリックなクリック・テクノをやっていたり、
アンビエントをやっていたりといった良質な楽曲。
toi8氏の描くジャケ絵も非常にアルバムの世界観と合っており、素敵。
そんなわけで、FAXあたりのメランコリックなエレクトロニカが好きな方であれば、
ツボに嵌りそうな感じ。
