オーストリア産ゴシック/ブラック、2005年作。
陰鬱なギター、アコギ、時折聴こえるアトモスフェリックなキーボード、
ミドルテンポで進むドラム、暗い雰囲気のクリーンVo&囁くような語り、
嘆き悲しむような絶叫が絡む。
全体的にメランコリック・物悲しげというか、
独特の世界観を漂わせている。
Empyriumの『Weiland』やULVERの2ndに
ミドルテンポのドラムを絡ませ、ブラック声を多少いれ、
ゴシック風味を混ぜ込んだ感じ、と言えば適当だろうか。
そんなわけで、アコギを混ぜ込んだゴシックが好きな方には
ツボに嵌るのではなかろうか。
